こんにちは、Lです。
「ゲイ、辞めたい」「ゲイ、治したい」で検索する君。
その気持ちよーく分かるよ。
分かりやすく言えばで、私は同性愛者よりの両性愛者です(私は男性経験は0で今後もそのつもりだから、語弊を含むが)。
ネットでは、「そのままで良いんだよ」って記事が多いね。
それで納得するなら、それで良い。
でも、やぱりみんな(異性愛者)と一緒がいいと思う人も少なからずいるよね。みんなと恋バナして、ドラマのような恋愛をして…、やっぱり変われるなら変わりたい…
その気持ち、決して間違っていないよ!
そう思うなら、私と共に変われるようにこれから行動しよう!
Contents
LGBTには皆いろんな考え・思いがある
LGBは、性的指向が異性愛者と違うことは一緒ですが、それ以外はみんな様々な思い・考えを持っています。
そして、LGBT団体はあくまでLGBTの中の一意見ということです。
彼らは、セクシャルマイノリティーに対する偏見をなくしてLGBTとして幸せに暮らせすことを目指しています。
「セクシャリティ差別を無くそう」ってところは同感ですが、私はLGBTとして生きたい訳じゃないです。
だから、いくつかのLGBT支援団体に「異性愛者に変わりたい人もいるはずでは?」とメールしたことがありましたが、全部スルーされてしまった。
セクシャリティを秘めておきたい(クローゼット)人もいるのは、明らかです。オープンorクローゼットで希望のあり方も違うんです。
だから、当事者や支援団体が「ゲイの見分け方を紹介!」みたいなポップなトーンでネット記事を書いているのを見ると、非常に悲しい気持ちになります。 一橋大学生のアウティング事件もあったというのに。
実情(当事者の声)と世論とで結構よじれた実態となっていると思います。
「でも実際、性的指向なんて変えられないでしょ?」
と思っているあなた、実はマウスやハエでは性的指向の変更に成功しているんだよ。
(遺伝子操作などをしているけどね)

転向療法について
性的指向を変更を目指す医療を転向療法と言います。
転向療法は同性愛者のメンタルヘルスに有害なだけという意見があります。
人の性的指向を変える「転向療法」は自殺や自傷を引き起こすと調査で示される – GIGAZINE
それは、「これまでの」転向療法が科学的根拠に基づかない方法だからでしょう。
カウンセリングではダメだし、電気ショックみたいな適当なショック療法でもダメでしょう。
変わりたいけど、変われない、そして電気ショックは身体的にも痛い。こんな状況が続けば、自尊心も傷つき精神的にも辛くなるでしょう。
でも、だからといって、「性的指向を変更する研究をやめよう」は、少しズレています。科学に基づいて性的指向を変更する方法を探して欲しい。
転向療法は害でしかないのか?
転向療法は「LGBT への差別では?」や、「もしLGBTに否定的な国に渡ったらどうするんだ!」という反対意見があります。
しかし、同性愛者とバレたら死刑なんて国もあるんです。
ブルネイ「同性愛者は死刑」の衝撃、アジアに広がるイスラム回帰:日経ビジネス電子版
チェチェンで再び同性愛者迫害か 2人拷問死、40人拘束と人権団体 写真6枚 国際ニュース:AFPBB News
そんな国に、同性愛者として生まれたら、なんとかして異性愛者になりたいと思うのでは?。
死ぬか、異性愛者になるか?この二択なわけですから。
異性愛者になればなったで、暮らしやすいのでそれはそれで快適な生活だと思います。
「これまでは」性的指向を変えるのは無理だった
これまでの時代は、無理でした。理解も薄い中、そんな時代を生きてきたセクシャルマイノリティーの方は大変な苦労をしてきた思います。彼らには敬意を持ちます。
変わりたいと思っても、当時の医療レベル的にそれが無理な時代。であれば、「別にセクシャルマイノリティーであることが悪いことじゃない」、と声をかけてあげるのが優しさであっただろう。
でも、それは、性的指向を変えることが出来ないのであれば、の話。
パーキンソン病とか難病に対して医療が一生懸命に、彼らのQOL向上のために研究しています。パーキンソン病は1000人に1〜1.5人らしいです。
異性愛者になりたい同性愛者なんて絶対もっといます。というか、一度は誰しも異性愛者になりたいと思ったはず。
ちゃんと主張すれば、国も医療も考えてくれるほど、悩んでいる人間はいるんです。
だから、みんなで主張していこう!
でも、変わりたい派は、自分の同性愛傾向をオープンにしたくないんですよ。だから、「変わりたい」という声が聞こえないから、性的指向の研究も少ない。ホントは、我々もしっかり主張するべきなんだ。
変われる薬は実は既にあるかも!?
自閉症に利尿剤が有効
ここで注目すべきは、
①薬は性格・人格に影響を及ぼしうる。
②本来の意図とは違う全く別の症状にも有効なケースも。
ということ。こういうことは他にもある。
心機能を助けるβブロッカーを飲むと、差別意識がなくなる!?
この研究では、健康な白人のボランティアを二つのグループに分け、一方には本物のβブロッカーであるプロプレラノール40mgを、他方のグループには偽物を服用してもらい、服用から1~2時間後に、潜在的な人種的偏見を測定するテスト(IAT)を受けてもらった。黒人と白人の写真を、好意的か否定的かに即座に分別してもらうというものだ。
その結果、本物のプロプレラノールを服用したグループでは、潜在的な人種偏見の傾向が著しく低下したのだ。
飲めばモラルが向上するクスリ「道徳ピル」をご存じか(堀内 進之介) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
抗うつ剤のSSRIは恋愛感情の火がつきにくくなる!?
「SSRIが、恋に落ち、その状態を維持する人間の能力を鈍らせる可能性は十分にある」。恋愛を現代科学として研究する分野を開拓したラトガース大学の生物人類学者、Helen Fisher氏はこのように話す。
抗うつ薬:性機能だけでなく「恋愛能力」にも悪影響の可能性|WIRED.jp
どうですか??
性的指向さえも変えられる可能性が0とは言い切れないでしょう?笑
そして、冒頭でも言ったけど、マウスでは性的指向を変更できています。(ただし、遺伝子操作などをしている)
どこの神経や遺伝子をいじれば、異性に興味がなくなるとかも分かっています。
こういう神経や遺伝子に影響を与える薬は、知られていないだけでもう世に出回っている意外な薬なのかもしれない。夢のある話だ。
今は個人輸入(代行サービスもある)でいろんな薬を輸入できる時代だ。
今は、いろんな作用機序のある薬があるから、もし性的指向に影響する薬を見つけたら教えてね!

科学・医療とは選択肢を用意するもの
この自閉症から話を広げます。
私は中程度のアスペルガー症候群(医師の診断済み)だから、自閉症の人間の生きづらさも分かっているつもりです。
薬ができて、快活になれるなら欲しいよ。
でも、自閉症治療薬の開発について、なんと自閉症の人間からの反対もあるようだ。
海外の元記事はおそらくここ↓
https://toronto.citynews.ca/2020/01/17/new-experimental-drug-for-autism-creating-divisions/
「この薬は誰の利益になるものですか?
この類の研究は、自閉症に対する古い考え方によるものです。
自閉症の人たちを受け入れようとするのではなく、解決すべき問題をかかえた、正常でない人たちとみなしているのです。」
そういう考え方もあるんだなと驚きました。
でも、これってセクシャルマイノリティーと似ているなと思います。
この自閉症の研究者も言っています。
こうした薬の開発を認めないことこそ、倫理的に問題があると主張します。
「私が行うべき倫理的なことは、人々の健康と機能を改善する方法についての選択肢を人々に提供することです。
また、自閉症の人たちみんなが、自閉症について同じ意見をもっているわけでもありません。
実際にこうした薬を求めている自閉症の人たちはたくさんいます。
私たちの立場は選択肢を開発することです。
科学は、当事者たちのニーズを理解して「選択肢」を用意するものだと。
全く同感です。
少なくとも、性的指向を変更できる薬があれば、どんなに高くても買う人間はいます。
ビックビジネスになると思うんだけどなあ。
今日もモノクロに映る空が、いつの日か彩りが戻れば良いなあ。
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ー注意点ー
同性愛自体を否定しているのではありません。しかし、異性愛者に変わる自由と権利はあるはずです。
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